seven plus seven
2014年 2月 27日
7up
2014年 2月 07日
1964年にイギリスで放送された『seven up!』は、ロンドン周辺やリヴァプールなど、イギリスに住む7歳の子供たちを集めてインタビューし、7歳までの生育環境がどれだけ彼らの成長に影響を与えるか調べるドキュメンタリーでした。子供たちに同様の質問を投げかけることで、階級格差がこの段階で固定化されてしまうことを立証しようとした番組です。
その後、同じ出演者に7年ごとに取材を繰り返すことで、彼らの人生がどれだけ幼少時の環境に影響されるか、テレビに出演し続けることが彼らの生き方にどのような影響を与えているか、などを探る上で、心理学、社会学、教育学など様々な見地から興味深い番組となっています。
制作者のアプテッドは、階級の固定化があることを予想していましたが、現実にはそうはならず、何人かの労働者階級出身者はその後比較的豊かな中流階級の生活を送っています。そして彼は、女性の社会進出に全く考えが及ばず、女児の出演者を多く取らなかったことを後悔していると語っています。
2013年にNHKで『7年ごとの記録「イギリス 56歳になりました」』として放送されました。
下のリンクでその一番最初の番組の映像を御覧になれますので、是非見て下さい。
ビデオを見る 第一部
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その後、同じ出演者に7年ごとに取材を繰り返すことで、彼らの人生がどれだけ幼少時の環境に影響されるか、テレビに出演し続けることが彼らの生き方にどのような影響を与えているか、などを探る上で、心理学、社会学、教育学など様々な見地から興味深い番組となっています。
制作者のアプテッドは、階級の固定化があることを予想していましたが、現実にはそうはならず、何人かの労働者階級出身者はその後比較的豊かな中流階級の生活を送っています。そして彼は、女性の社会進出に全く考えが及ばず、女児の出演者を多く取らなかったことを後悔していると語っています。
2013年にNHKで『7年ごとの記録「イギリス 56歳になりました」』として放送されました。
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